2012年1月17日火曜日

NHK大河ドラマ「平清盛」の題字、金澤翔子さんの個展に感激

金澤翔子さんの書を初めて拝見したのは、東銀座にある岩手の物産館、岩手銀河プラザでした。昨年の10月頃です。
岩手銀河プラザには、会社がそばということもありよく立ち寄りますが、いつもは小岩井農場のソフトクリーム。ただ、その日は違いました。
正面玄関にある大きな文字に釘付けに。力強い、揺るぎのない字で、




「三陸復興」













と書かれてありました。
あまり習字は詳しくはないものの、身体が震えるような芸術作品で、誰の書なのか調べるために岩手銀河プラザへ立ち寄りました。
その時に、初めての見たのが金澤翔子さんの書でした。





昨日、同僚と行きつけのお店、銀座ゼットンへ行く途中、またまたすごい筆致の書が目に入ってきました。すぐにわかりました。彼女の書に間違いない!

たまらずに、こちらのギャラリー、「靖山画廊」へ飛び込みました。

画廊で展示をしていたのは、やはり金澤翔子さんの作品でした。約30点ほどはあったでしょうか?どれも力強く、躍動感に溢れ素晴らしい作品ばかり。実際に彼女が書いた作品を直に鑑賞する事が出来るとは、思いもしませんでした。「靖山画廊」さんに感謝です。

靖山画廊さんのホームページ



金澤翔子さんはお母さんと一緒に活動をされています。翔子さんは、26歳の書家でお母さんが先生。生まれつきハンデを背負っており、そのこともあり、お母さんがご自分で習字の先生となり、才能と努力の結果、このような素晴らしい作品を輩出する書家として今に至っている26歳の女性です。
彼女を紹介しているサイトがございますのでリンクを貼ります。詳しくは是非、こちらを。

翔子小蘭 プロフィール、最近の活動を詳しく紹介しています。
女性自身 シリーズ人間 ダウン症の女流書家金澤翔子の世界
金澤翔子画像検索 Googleで彼女の画像を検索。彼女と彼女に作品が一覧で。作品をご覧になりたい方はこのリンクからどうぞ。



彼女を特に有名にして、更に今年の飛躍につながるであろう作品が、大河ドラマ「平清盛の題字」です。実は大河ドラマは五分ほどちらっとみただけなのですが、来週にはじくりと見てみたいですね。
平清盛はおそらく日本の歴史上でも唯一、天皇になろうとした人物、もしくは最も天皇家が滅ぼす可能性が高かった人物という事で大変興味のあるある人物ですが、ドラマで見るのは初めてだと思うのですこちらも楽しみですね。
大河ドラマも盛り上がって、どんどん彼女の題字が皆さんに見てもらえるといいですね。

昨年はマスコミでも随分と取り上げられた様ですが、いくつかでも彼女の活動を申し上げます(リンクは作品に付けました)

大河ドラマ「平清盛」題字 ご存知NHK大河ドラマ、松山ケンイチ主演
セブンイレブン恵方巻 柔らかい感じの筆致です。
ゆず「翔」 CDジャケット















最後に、東銀座にあることらの靖山画廊での金澤翔子さんの個展は2012年1月28日までだそうです。



東銀座周辺でランチの前後にでも是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
22日、日曜日には金澤翔子さんが画廊にいらっしゃって揮毫されるとのこと。私は、時間が作れそうに無いので今回は残念ですが、ご興味のある方は是非、画廊へご連絡ください。

画廊で展示しているので、私が最も好きなのが、「共に生きる」という作品。このテーマは、震災後、福島の事故を思って彼女が書いている言葉だと聞いて、益々感銘を受けております。
また、屏風での「希望」もたくましく、素晴らしい作品です。本当に昨日は偶然ですがいいものを見させてもらいました。これからも応援をしたい人です。

「共に生きる」 大好きな作品です。ネット上でも見れますが、このリンクは最近福島大学に寄贈され、展示された作品です。






【関連図書】
『愛にはじまる』(書・金澤翔子/文・金澤泰子、ビジネス社、2006年刊、1,365円)
『小さき花』(書・金澤翔子/文・加島祥造、小学館発行、2010年刊、1,680円)
『天使の正体』(金澤泰子著、かまくら春秋社、2010年刊、2,100円)
『天使がこの世に降り立てば』(金澤泰子著、かまくら春秋社、2010年刊、1,260円)





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